新テニミュみた(観劇直後当時の感想)

以下下書きがずっと残ってたので頑張って書き切りました。

もう今は俳優さんそれぞれ把握してるしDVD予約済みだし理解してることの方が多いですがフレッシュな感想をそのまま残したいと思います

 

 

 

いやいやいやいや

こんな観劇月間になると思ってなかったなあ!

 

順序としてはこうです

 

V6が解散する→すぐに三宅健くんの舞台があるらしいので寂しさのあまり申し込む→当たってわーい

それがまあ12月だかなんだか忘れましたが、陰陽師を観に行くことはずっと前から決まっておりまして

 

これで2月は舞台がみれるな〜って思ってたところで2月頭に00の舞台をやってることを察知し、瞬時にノリで行き、見事にテニミュを追っかけてた頃のことを思い出し、ちょうど新テニミュがやってるうえに前作の評判の良さを知っていたので気になってたところ、東京千秋楽の当日引換券とやらが売ってたのでノリで買った...そんだけなんです

 

観劇自体は好きですけど、そんな大して熱心な演劇オタクでもなし。

普通にジャニーズの推しと、懐古目的による10代の頃追ってたジャンル(テニミュ)出の若手俳優目当てですからね。

なんなら月に3つも行くのは人生初かも。

 

でも見たら見たで演出脚本キャラクターに入れ込むタチです。

なのでしょうもない感想会をやります。

ぼっちで行くからさ、いつも...

感想を語れる場所なんて、こういうところしかないのですわ。

 

案の定クソ長になりそうなので1作品1記事で!

 

■2/20 新テニミュ昼公演

 

2/27大千秋楽お疲れ様でした。配信で見ました...が今回は観劇した回の話にします。

 

水道橋はカウコンぶりなので全然久しぶりじゃないし、ドームシティホールも去年のテニプリアニメ20thイベント以来なのでわりと近々だった。

 

当日券引換ってよくわかってなかったんですけど、普通に会場入って関係者受付とかの人にその券渡せばいいだけでした。もぎり済みのチケット渡されてそのままスーッと入場できる。

なんかワンクッション挟んでるからまごついたりしないかなーって思ったけど普通〜〜〜にシンプルな仕組みだったわ。同時に普通に買わせてくれんのか〜いと思ったけど。まあそのへんはシステム的な事情があるのでしょう。しらんけど!

 

S席買ったんですが、なんかふつうにアリーナ12列とか見やすい位置で助かりました。

機材が近いとはいってたけど気にならん。普通にいい席くれるんかい

 

前回の反省をふまえてオペラグラス持ってったけど、普通に見る分にはいらぬ距離。でも持っておいてよかったな〜

表情までは見づらいし、テニミュには「試合シーンのやりとり中に発生する、ベンチにいるキャストたちの細々とした掛け合い」が存在するので、それらの小ネタを追うのにちょうどよい。

こちらから見て上手が味方(中学生)陣営、下手は相手(高校生)陣営という中で、両端追うのにいそがしかった。

近くて見やすいという理由で中学生側ばっかみちゃったけど、配信版は中学生メインのカメラワークという趣旨だったようなのでじゃあ高校生に集中して見とけばお得だったかも知れん 別にいいけど

そう、今回はリアルタイム・ディレイ配信があるのだ。

なので自分の見た回、あとから買っちゃった。いい時代だ

 

とまあ、つらつらと前置きというかふわっとした全体の様子を書いて見たものの、肝心な感想は何から書いていいかわからんな。箇条書きでいいか?

 

結論:めっっっっっっっっっっっっっっちゃよかったしまた観たい。テニミュはおれの実家。沼カムバック。ありがとう世界。

 

前提:私は漫画を筆頭にテニプリというコンテンツ自体を長く好きで、特定の俳優オタクと言うよりテニミュというカンパニーのオタクなのかも。中学生のときに1stぜんぶDVDで見てて、ドリライ5th・6th・四天・7thは生で観てます。以降はず〜っと空白でテニミュ自体をみるのがドリライ7th以降12年ぶりとかです。でも2nd以降の俳優は少し知ってる。

※今回うだうだ言ってますが、インタビュー類はひとつも摂取できておらず「こういう意図があるんじゃないか」みたいな憶測は憶測のままです。答え合わせの機会、あるのかな...。間違ってたらすいません。

 

テニミュボーイズの存在

今回の話は1軍vs日本代表に絞られてたし、お祭り作品特有の色んなキャラがちょっとだけしゃべったり出番があるようなところは色々他のキャラに置き換えたり、端折られている。

そんな中で「テニミュボーイズ」という枠の特定の役名を持たない4人のキャストが非常に効果的だった。

高校生のモブのほか、中学生組だけど試合描写が秒で終わってしまったり、そもそも試合はなかったりする、でも一瞬大事な場面を担うキャラとして銀、樺地、千石、幸村をこの4人でやっていた。

銀はデュークホームランの犠牲者・金太郎を見守る先輩として...樺地は仁王のイリュージョンの一打と跡部を庇う一打のため...千石は亜久津をテニスに引き戻す回想や、亜久津の理解者として。

幸村は、なにか物語として重大な役割があるかどうかというよりも(あるとしたら真田の黒色のオーラをうけた当人としてのセリフか)、試合がある立海のキャラクターが3人もいるし、部長としても解説役としても、中学生実力トップのキャラクターとしてもベンチで威厳を放っていたほうがいい。舞台装置として必要って感じ。いないほうが違和感ですもんね。

で、幸村役の人とてもよかったな...。もはや全員正規キャストになってくれてええぞ...

正直1st終わってからテニミュ自体追ってなかったのでこのボーイズという試みは新テニならではものなのか3rdや4thにあったのか知らないんですけど、4th幸村がこの子だったら見ちゃうかも知れん。肩ジャージの出立ちがとてもよかった。横顔にちょっとまっすー(1st後半に幸村を演じた増田俊樹)の雰囲気があった。

 

②南次郎とコーチ陣

今回はなんというか、オムニバスとかじゃないけど、あくまで「合宿失格後、急にアメリカに行くと言い出したリョーマの話から試合を回想する南次郎」という前提みたいなので、とてもシステマティックな構成になっていました。ラウンドバトル式に区切って、南次郎がいちいち突っ込む。省略ポイントも多いだろうから、流動的に時間を見せるよりも、よりそれぞれの試合を見やすくした構成になっているのかと思った。

そんな南次郎はアニメで声優をやっている松山さんなので、ずっと本物の声がするのに震えました。映画リョーマ!の記憶も新しいからなおさら響くね...

あと若干どころかけっこうキャラが崩壊しているコーチたちのチャチャ入れは南次郎の妄想ってことでいいですか?いや...解釈違いとかそれどころの次元じゃないから怒る怒らないじゃなくもう口ぽか〜んってくらい相当フリーダムでした。青学1年トリオがいない分、おじトリオって感じ?新1stはここまでおふざけはなかったようなので、今回本筋にあまり絡まない分マスコット的な位置に...。

コーチ陣、黒部役の村上さんはたまに表情が草加雅人だったよ。まあ草加雅人本人なんだけどね。さわやかおじになってけっこうお茶目でノリノリで笑顔もみせてたので黒部コーチにあまりそんな印象なくて笑っちゃった...。

拓殖コーチは1stでバネさんやってた進藤学さんだったけど、まあなんだ、そもそもオチョの講師とかもやってるしな?ラテンな腰つき・ムッキムキな肉体美・ぱっつんぱつんのタンクトップでなかなか生々しい(笑)原作でもトレーニング厨というか変なところ(愛嬌ともいう)がある人だと思うので相当な化学反応が起きていたと思います。動きがいちいち艶っぽくてオペラグラス直視がしんどかったぜ!!!いやー、よくキャスティングしたな!!!フン・・・おもしれーコーチ

学さんは休憩後の二幕開始前に、着席してできる爪先とかかとのストレッチを実演してくれて、そこに「ガチのコーチ」感出ていてよかったです。本職に関するものがテニミュで活きてる...

 

しかしコーチ陣が一概にキャラ崩壊ともいいきれない点が実はあって、それは原作本編での掘り下げがまだ浅いのと、許斐先生が単行本のミニコーナーとかファンブックでギャグ的にコーチ陣を扱うことがあるからですわ。

リョーマ!の描き下ろしポストカードも、パーティーの出し物に興じるコーチ陣の絵描いてたしな。そっちのお茶目さのテイストかもしれん。

で、あんたら俺らを笑わせないと死ぬんか?

 

③イリュージョン、そして同窓会感

は?

失敬、仁王くんの話ではありません。

今回って、テニミュ経験済のOBキャストが多いですね

遠野篤京役の輝馬さんは2ndで6代目乾貞治を演じていたし、徳川カズヤ役の小野健斗さんは1stもとい初代柳蓮二役というわけで。

だからって!ふたりに!そのまんま!乾と!柳を!やらすか!!!!!

笑ったわ。懐古厨しんだわ。

けんとくん、当時は柳蓮二だけどおめめはぱっちり開眼だったじゃないか。

そんな彼が目を瞑って柳蓮二になっている(見た目はそのまま徳川だけど)

1stと2ndで交わることのなかったキャストが時を経て別役で同じ舞台に戻ってきたと思ったら、あの頃と同じ役をおふざけとはいえやっちゃう上に絡むの、すごいですね...

乾と柳は幼なじみコンビだけど、キャスト的には出てた時期が違う。

でも幼なじみコンビとして何年ぶりか(下手すれば10年以上ぶりに)演じるっていう、なんか何重にもなったエモーショナルがそこにあった。すごいもんをサラッと入れてくるな。

 

とくに1stが終わった頃ってこれからどうなるのか全然わかんなかったし、実際「これにてテニミュファミリー解散!」て感じの大団円だった気がする。個人的に。だからこそ1stと2nd間って支持する層に特に高い壁がありそう。1stで燃え尽きた私みたいな亡霊ファンもいるので...

その壁や垣根をぶっ壊してくれた新テニミュ、いいっすね。

こういうことは通常シリーズでは難しいし新テニミュにしかできない。いいと思う。

2ndからも相当時間経ってますからね。私2nd見てないんだよな...。見てない間に2ndキャストにもいろいろあったけどまあぼちぼち見るか。そう思った

 

ところでギャグシーン多くない?いや、新の原作全体にそういう突っ込みどころがあるし世界各国の代表は最初から笑わせにかかってきているビジュアルやネーミングしてるし、そのへんは許斐先生のユーモアなんだけど

真剣勝負中でも笑い声が起こる場面と起こすつもりの場面がたくさんあったな...。跡部と仁王の試合中の、イリュージョンでふざけてる仁王に「それはどういうことなの?」って絶対言わなそうなことオフマイクで言っちゃう跡部、とか(あの仁王(手塚)、日替わりらしいね)

良い悪いの話じゃなくけっこうびっくりした。でもそれがテンポの良さを出していたし、客とのグルーヴが生まれる部分もあると思うので、機能的なのかも

 

そんでもって、この新テニミュという舞台は、無印シリーズをループしていく通常の「テニミュ」とはやっぱり違うんだなって思った。

なんか、キャラとリンクしたキャスト自身の青春のきらめきを浴びる楽しさよりは、10年ぶりの同窓会の感じ。"同窓会で再会したアイツと意気投合して何か新しいことをやっていく"ような感じ。それは客も含め。私が本当に10年ぶりに観に来た人間だからこそ感じたことかも知れんけど。

 

今までのテニミュで土台が完成した状態だから新テニ舞台化に挑戦できる、それらの土台を踏み締めてきた客層への信頼がある、OBキャストやすでに舞台経験豊富な役者も多く呼ぶし、その人らによるギャグっぽい場面が多いってあたりもある種の懐古勢へのファンサというか、実際に同窓会感に自覚的というか、そういうことなのかも。

最初に注意書きしたけど適当なことを言っているので、すでに製作陣の言及あるかも知れないし違っているかも。観た人間のいち感想です。

 

同窓会感とはいえもちろん中にはまだまだ経験が浅くて今作が代表作になる!という俳優もいるだろうし(でも今作デビュー!って人はいないっぽい?)、舞台自体に包容力があるというか、公演を追うごとのキャストの成長を見守るというよりは"仕上がっているものをちゃんと観る"中で、特にキャリア差が大きくある中学生組と高校生組キャストたちの高め合いが熱いコンテンツという感じがした。

 

④高校生キャストについて

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜みんな本物すぎんか!?よく見つけたね!

鬼先輩やっっっっっば。って思った(歌的にも演技的にも)けど、4thの歌唱指導とかバリバリ裏方にも関わってる人でびびっちまったぜ。本当に後輩育成に熱を注いでるじゃん。やってること、リアル鬼先輩じゃん。

愛をもって演じてくださっておるのがめちゃくちゃわかる。なんか本当に観れてよかったな...鬼先輩...

 

まあそれはそれとして問題は平等院鳳凰とデューク渡邊だよ。なんなんだあんたら〜!??!?!?

すごいな、マジでよく見つけたな

事前に公式HPでキャスト写真やポスタービジュアルみたときからたまげてたわ。

いるんかい、演じれる人。

平等院と鬼のデュエット、激渋くて痺れたぜ。あんな低音で歌うこと今まであったか?

デュークの人はTwitterがめちゃめちゃお茶目で特撮オタク全開(今回OBキャスト多い分特撮出演者が4人もいたので...)の記念写真とかあげてて微笑ましかったんですが、本編ではちゃんと「ですなあ...」とエグいホームランをかますおそろしきデュークさんでした。ていうかビジュアルぶっちぎりよね、自前モヒカン強すぎワロタ...オフショットがもう役そのものに見える強さ

 

あとちょっと先述したけど、本来2ndで乾役だった輝馬さんよ

あんた....あんたずっと...キマってたな........トラウマになるレベルの遠野よ.........

オフマイクというか他の人が喋ってて音量小さくなってるときとかボソボソなんかいってたり、言動の奇怪さが際立ってた。原作より相当バーサーカーだった。

遠野って原作だと出番が増えて赤也とか後輩に懐かれるようになっていくごとにふとした瞬間に真人間感出たり、テニラビみたいな派生ゲームでは(ライターの解釈も存分に含むだろうけど)ツッコミに回ったり、絶妙に理性的なヤツになる瞬間があると思うんですが、その正気さが出る場面も輝馬版で観たいかもしれん。

 

毛利・種ヶ島の演技・声帯もひじょうによかった。歌ももちろんうまい。

このふたりのへらへら感って似て非なるな。

毛利の過去にある実力はあるけどいままでサボってたところ、一度越知にボロ負けたことで己を恥じた自信のなさからきてそうなへらへら感。

種ヶ島の強さに自信があって戦況を冷静に把握しているが故に相手に何も悟らせまいとする意図的なへらへら感。

そこまで考えてやってるかまではわかりませんが。というか毛利を「どこかへらへらしてるヤツ」と捉えるかどうかも個人差がありそうですが。

私はそう感じたというお話...

 

それはそれとして種ヶ島、歌うますぎんか?演技もうますぎんか?と調べたところ、すでに相当な場数を踏んでらっしゃる俳優さんであることがわかりました。秋沢さん、信頼と安心。ありがとうございます。

自分の観た回の配信が中学生メインのカメラだったので声だけ聞こえてくることがほとんどだったんだけど、それはそれで余計に声の演技の良さが際立ってもう...声だけで姿や表情がわかるってすごいと思います。

なんかもうシンプルに俳優さんとしてとても気になるので、またミュージカル仕事されるようでしたら観に行きたい...。

nothing(曲)がえっちすぎるんだよな。ちょっと...ほんと...生で見たときはただただ「うまい...なにこれ...」と圧倒されてしまったんですが、配信で何度も見るうちに頭から歌が離れなくなっていくし、いや...ダメでしょこれ....ってなった

ちゃーい☆なんて陽キャかましてるやつが「すべての打球を無にしてしまう」技を持っていて「已滅無(いめつむ)」なんて怖い名前名付けるわけないよな!?

むり。緩急えぐい。怖いときは怖い。素晴らしかった。

 

毛利は中学生に対しては柔和そうなお兄ちゃんだけど高校生の中では一番かわいい後輩、という愛らしさがすごい出てたな〜。

のちのちインスタライブで演者の丸山さんのようすなど拝見しましたが、ほんとうに懐っこさやキャスト間で行われるイジりなど、毛利らしさがあって配役に納得してしまった。はやく柳とギスギスしてから仲直りしてくれ〜

 

越知先輩は...なんか!なに!?すっっっっっっっっっっごいなんか....好きだな...

もともと高校生キャラの中ではかなり好きなんですけど、どこか高校生キャラに本命は作らねえ...!と頑固な部分があったのにさらに好きになってしまった...いまめちゃくちゃ新テニ読み直してます。いやマジで 再発見まみれですね。ほんとにいいキャラだ

私が今回1stから10年越しにテニミュにきたのと同じで、無印完結後に新テニ読むまでもかなり時間かかったんですよ。読むより先にテニラビで触れて辛うじてどんな人かを知ると言う...ビジュアルといいキャラといい好きだな〜とは思ってたけど、よくよく読んだら氷帝OB.......氷帝のオタクとしての因果を感じた瞬間でしたね。

 

それはさておき、設定上では226cm。さすがにそこを完全再現とはいかぬものの、演じた楚南さんは186cmの長身の持ち主。ずっとメカクレ状態でしたが、逆にそれがかわいかったな。デカくて、寡黙で、なんだかんだやさしくて、平等院の曲のときも無表情で海賊の一員になる越知先輩...革ロングコートのせいで脚が25mあった。いやよかった

メンタルの暗殺者、曲もよかったな。ワルツ風の。歌うまっ声ダンディ〜

え〜好きだな...困ったわ...ところで海賊ってなに?テニスだぞ、これは

 

大曲さんと君島さんは、原作読んだときにちょっと苦手なビジュアル・性格のキャラだな、って思ってたんですが、ミュージカルではけっこう見た目がキュート。

大曲さん、ちゃんと二刀流はルールブックに禁止と書かれてない世界線でした。

まあおそらく大曲さんがやったせいで二刀流禁止を明記されるようになったっていう、出番や見せ場こそ世界編以降少なくなっているものの現実のテニス界にめちゃ影響与えてるキャラなんだけど...(二刀流なんかするかい!といえばそれまでだし、そんなの当たり前だから明記しとらんかったわけで...おもしれ〜)

「〜しろし」「〜だし」のやる気なさそ〜なセリフがちゃんと効いてて、あと声がいいっすね...話し声が...日替わりのツッコミご苦労様です。

試合の最後、握手をしない亜久津の顔をみて「なんでもねえ」っていうところの優しさが...ああ、これ2.5でやられるとこんなぐっとくるシーンか...という再発見。二刀流の舞い方もかっこいいし。あらためて良いキャラだな。

 

君島さんはリサイタルあり。笑うわ。そんで南次郎マジでなんなんだ、南次郎の頭の中で起こっているんですか?黒部もノリノリで司会してるの笑っちゃった。

呆気にとられながら手拍子でリサイタルを見届けた仲になってしまったし存外爽やかでなんか苦手意識消えちゃったな。芸能人設定を生かした客とキャストの架け橋。

白縁メガネが似合うの、才能だと思います。ありがとう。

思えば君島ってアニメだとさ、声優は1stでわたくしの最推し日吉若くん(2代目)を演じた細貝圭氏なんだよなあ...そういうところでもOBキャストと繋がってるの、テニプリ特有だな。これは独り言です

演じた樫澤さんも普段はアイドルグループで活躍されているようなので、キラキラとしたスター性にぴったり。どうかこのままフランス戦でポージング対決したあと遠野と仲直りしてほしいですね。

とにかくマジでご両人には苦手意識を解決してくれた感謝があります。この後に聞いたテニラビのバレンタインイベントのボイスも一層楽しく感じられました。あざっす...

 

"細貝の名"を出したついでに言うと、入江奏多もまたOBかつ声優本人。

1stでは2代〜3代目不二周助を演じて、そのあとにアニメで入江の声優やって、いざ新テニをテニミュでやるってなったら入江役で相葉裕樹が戻ってくるエモさ

Wキャストってことで、片方のプレッシャーえぐそ!って思ったわ。いうても2回目ですし、良さの差別化はあるんだろうなあ。私がみたのはばっち版のみなので、どっかの機会でどっちも履修してぇ〜って思った。

(※泰江版は大千秋楽配信で見届けましたが、やはりしっかり差別化されており、入江の多面性を楽しめました。よかったよ)

ばっち入江の感想は...「本物だ〜」以外に思いつきません。だってびっくりするくらい本物だもの...長くテニミュに関わってきた人だし、いろんな大きな舞台をそれから経験しているわけでその余裕が年長者でつかみどころのない入江らしさを醸し出している。医務室の日替わりネタ?は日替わりにたやすく命を懸ける1stキャストの先輩らしくフリーダムすぎてよかったです。

うん、観れてよかった。私は2代目リアルタイムで観劇はできていないので...散々映像だけで観てきた役者をようやく生で観れた事実も嬉しいかも

 

徳川は、なんだろう、めちゃくちゃ線が細い体型じゃないですか。下手したら徳川のプロポーションの方がけんとくん的には"ぽい"かもな...つまるところ、ビジュアルとしてめちゃめちゃ合ってるって思いました。いや、初代柳蓮二としてもちろんかけがえない存在。思い出深いしあれで正解だし、大好きなんですが、時を経て別キャラやるなら確かに徳川で正解だよ!って感じがした。命をかけた熱い徳川をけんとくんで観れたのはよかった。

当時からニコニコ動画筆頭にイジられていた気もしますが、滑舌は当時より改善されてるし、でもやっぱり残ってはいて、それ込みでとても懐かしくなったと言うか...個性として好きですね。トータルでちゃんと徳川なので、当時を知ってると技量を比較してしまう部分はあれど、よき徳川さんだった。

それにしたって歌めっちゃうまくなってない!?当時より声が低い演技なのもあるし、歌のキーもあってるんだろうけど、うまくなってるよ...震えました いいものを観た

 

井澤リョーガももちろんよかったです

兄弟が強調されてたなあ。かわいいなあ越前兄弟 なんでいま...こんな...リョーガ...お前.........

原作リョーガの持ってる能力が判明したり大変なことになっている今、こうシンプルに仲良し兄弟みせてもらえる尊さを噛み締めています。リョーガ、幸せになってくれ

井澤リョーガはなんというか、最初お顔つきのタイプが原作リョーガのそれとはちょっと異なる気がしていたんだけど(個人の好みフィルターにもよる)醸し出す雰囲気や、喋りを重視してるのかなって感じがあった。憑依型な部分もあるのかな〜

リョーマとよく似た兄弟というよりは、かなり南次郎寄りの演技でしたね。この軸での演技はアニメにもないので「そうきたか・・・!」と思いました。

頼もしいけど自由すぎてたまに胡散臭い、いいバランス。まだ得体は知れないけど弟のことは大好きで味方の頼れるお兄ちゃん。め〜っちゃよかったです。

若干、初出リョーガ(映画)のCV山崎裕太的な危ないお兄ちゃん的雰囲気もありつつ。(山崎さんも本職役者で声優らしくない演技だったからこそ生の声を聞いて近いと思ったのかもしれん)

これは個人的にだけどTwitterのうまさとそこから滲み出るユーモアもなんか"ぽい"っておもった。

あとは亜久津と対峙したときなんかはリョーガの特技であるブレイクダンスの要素もあったり、なんかトータルでちゃんとこの人絶対つよい〜でもチャラい〜勝てねえ〜って思うようなリョーガだった。

 

まとめると、高校生組の再現度、すごい。

全員ぶんの感想書いちゃったよ

 

⑤中学生たち

例えば今牧くん(リョーマ)・山田くん(手塚)は4thキャストも兼ね、平松くんは3rdから続投。まあ私...その辺観れてないんですけど。

金ちゃんたしかにベテランの風格だったな...

そのほか、やはり他の2.5次元舞台経験者や新テニミュ第1弾からの続投キャストも多く、終始フレッシュだけど安定していました。

木手、最初顔めっっちゃ可愛!って思ったけどしゃべると急に木手...。

木手に限らず最初にキャストのビジュアル観た時、みんな顔つきが少々幼く見えて、これは私が大人になったと言うことなのでしょうか...それとも見慣れてる1stキャストに結構大人びた顔つきの人が多かったのでしょうか...どっちもか...などとなっていたけどいざ舞台で観たらみんなちゃんとキャラクターなんだよなあ。すごい。

で、俳優さんの素の姿を調べるとしっかり大人っぽくて...なんだろう、メイクとシンプルなジャージ衣装の力なのかな。

 

語りすぎましたが、これもう4th...え、どうしようね。

4thは逆にスタッフなども刷新されて演出や構成から今までのテニミュらしさがなくなっちゃったとも聞くのでちょっと怖い。

新は新で続いて欲しいですね。高校生の活躍見たいな〜

まあ、新は展開あればガッツリ追いたいし、無印の方はその時の気持ちと財布と時間と残席の余裕に委ねたいと思います。

 

1stで無印原作分一周済だから、2周目にいくこともなく新に直行というごく自然な流れ。あまりにも出戻りやすすぎる。

あの頃オタクだったみなさん、ぜひ________

 

〜完〜